生爪成形の径測定
ポイントレングス・バーニャー
実用新案登録第3231677号
生爪を決められた径に成形する時、問題になるのは径測定が出来ない為
現物合わせによる加工方法が行われています。
小さな物から大きな物、まして重量の有る現物においては
成形に於いての時間・危険が伴います。
測定が出来れば、成形に掛かる時間は大幅に短縮され安全も確保されます。
ポイントレングス・バーニャは
対角上に測定基準点が無く、通常測定が出来ない円の、半径及び、長さを測定します。
外爪用測定方法
本体シャフト①を、旋盤は芯押し台のドリルチャックに、フライスはミーリングチャック等に装着し、基準となるセンターポイントにて、固定します。
本体を前に出し、右側内側ジョウ②を成形爪のポイントに当てる。
(左側内側ジョウはセンター位置にあります)
測定値を読み取ります。
測定された値を2倍にすると、内径直径になります。
(生爪成形測定)
ポイントレングスバーニャーを、測定しやすい角度に
取り付けて 測定します。
(爪が動かないように心金をチャッキングします。)
ポイントレングス バーニャ
φ200用・φ300用・Φ400用
内爪用 レングス バーニャ
ポイントレングスバーニャ 内爪用を使用します。
製品を内側からチャッキングする爪用、内爪成形用測定バーニャです。
帝国チャック#3にて 内爪成形
#3チャックに幅広六角クイック爪を装着、内爪を成形しています。
爪が動かないようにリングをはめ、爪を外側に開き固定をしています
成形中
加工径はΦ72mm・チャッキング幅は5mmです
円とは
(2次元ユークリッド空間)上の
ある点Oから距離の等しい点の集合で出来上がる曲線の事を言う。
この点Oを中心と呼ぶ。円には、その中心が1つあり
また1つに限る。